豊胸の方法として生理食塩水バッグを入れるという方法は、一般的です。豊胸の手術で一番安全ともいわれている方法なのですが、バッグはシリコンでできていて、中には生理食塩水が入って作られています。この中に入っている生理食塩水は、一の体の体液の浸透圧とだいたい同じ水になっているので、万が一体の中でバッグが破損してしまった場合でも、生理食塩水は安全ということで知られています。バッグが破損して中から流れ出てしまった生理食塩水は、体の中に自然に吸収されます。
シリコンジェルが使ってはいけないことになってからは、豊胸の方法としてほとんどメインで行われている方法です。こうして見てみるとメリットもありますし、安全に受けられる豊胸術だと思う人もいるかも知れませんが、デメリットもそれなりにあります。生理食塩水バッグを入れた後の胸の感触があまり良くありません。またねっ転がって仰向けになった場合には、水が入っているわけですから、バッグの中の水が平らになるので形が一時的に悪くなります。また固くなりやすいですし、手術方法として、最初にバッグを入れてから生理食塩水を注入していきますから、豊胸術のあとに生理食塩水が漏れることも多いといわれています。また再手術なども頻繁に行われているというデメリットなどもありますので、生理食塩水をこれから豊胸術として入れようと思っている人はよく考えて施術を受けるようにしなければトラブルにつながります。